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M422
1960年 AMC M422 マイティマイト
ショートボディの前期型です。M422と後期型のM422A1は1960年から 64年位のごく短期間に米海兵隊専用として少数製造されました。

M422 M422
M422前期型のオリジナルな状態では、ジープの常である、 幌やスペアタイアさえ備えておりません。ボディ、エンジンなど 主要コンポーネンツが強化アルミで出来ており、軽量、小型を念 頭においたデザインです。ホイールベースが短いのも相まって、 その動きはキビキビしていてパワフル、まるで車高のたかいゴー カートの様なドライブフィールです。ブレーキはインボードタイ プのため、ホイールの肉抜き穴からドラムは見えません。 ボディの塗色はセミグロスのUSMCフォーレストグリーン。ベトナム戦で沖縄を ホームベースとして活躍した、第三海兵師団のマーキングを再現してあります。

M422 M422 M422
ウインドシールドはもちろん可倒式。 サスペンションは半リーフを使ったカンチレバー独立タイプですが、 キャンバー変化はほとんど期待出来ません。 空冷OHV、90゜V形4気筒1,766cc アルミ製エンジン。 黒い部分は外気を導入するシュラウド、各シリンダーは独立してフィンが付いており ます。ヘッドはガスケットの無い勘合式、これは万一、 圧縮時のシリンダー内に過大な圧力が加わった場合の逃げでしょう。 タペットは油圧で騒音の低減とメンテナンスの簡略化をはかっております。 電装は防水24V、ホーリーのダンドラキャブがアメ車っぽいところでしょうか。 ハンドルは小径で、思い切って寝かさた位置に着いており、 前へ足を投げ出すポジションと合間って、スポーツカー的です。 ワイパーは、ドライバー側はバキューム駆動、助手席側は手動です。 ターンシグナルレバーは151系の物で、本来は着きませんが、公道を 走るため追加したものです。

M422 第三海兵師団のマーク。 グリルには、入水時や寒冷時に使う、外気の導入を調節する為の シヤッターが装備されます。 M422 リアゲートのオリジナルレジストレーションナンバー。

M422 助手席側の足元、足を投げ出す格好で広々しています。 初期には、消化器はこの位置です。 M422 アルミ製の3枚のオリジナルプレート類。

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フロントバンパーにはトゥフックと車体四隅に付くリフティングフック。 フロントバンバーはフレームの第一メンバーを兼ねるもので、 溶接されており、通常取り外しは出来ません。 後ろ2名分のシートはリアゲートへビルトインされますが、 現実的には補助席の役目も果たせないほど?のものです。 フェンダー上の丸い物は給油口ですが、荷物を載せたりしたとき 邪魔にならない様、その周りは凹んでおります。 初期形の場合、テールゲートは開閉出来ます。 ピントルフックはピンを抜けばクルリと廻って収納できます。 この、突起物を出さない凝った構造や、真四角に近いボディ構成といい、 徹底した、海兵隊のユーティリティ思想のたまものだと思われます。

このページは、岐阜県在住のT.H氏のご協力により完成しました。

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