M151 MUTT(Military Utility Tactical Truck)
は1959年に生産へ入り、
ベトナム戦争から湾岸戦争
に至るまでの長きにわたって、主要1/4t多用途トラックになりました。
当時この車両はベトナムジープ又は当時の大統領(ケネディ)の名前を
とってケネディジープと呼ばれ親しまれました。
しかし配備後にリヤーサスペ
ンションの安定性の欠如等からくる転倒事故が多発し、欠陥車扱いされ大部分が回収。その後、A1、A2と2度にわたる改修の結果、
151系の完成型であるといえるM151A2が誕生しました。M151A2では、
リアサスペンションの形式自体も変えられ、通常運行での安全への配慮として、大型マーカーランプ、
速度2段式ワイパー、安全ガラス、衝撃吸収ハンドル等も採用され、軍用ジープとしては近代的な
ものになりました。しかし、初期のM151の、転倒し易いという安全性の問題から、
民間へ払い下げする場合には、スクラップの状態にツブしてからでなければ不可と、連邦法の絡みによって
定められました。不思議なことに、その悪法は(我々ジープマニアにとって)ほぼ完全に改良されたA2になった後も生きていますので、比較的新し
いといえるM151A2でも、程度の良いものは入手困難といえます。
※通称ベトナムジープなどジープと言う呼び方をしていますが
当時ウイリスオーバーランド社が自社商品名として登録し、以後同社の車両以外
ジープと呼ぶ事が出来ず(三菱等ノックダウン生産やライセンスを受けた者は
除く) Military Utility Tactical Truckの頭文字をとってMUTT(マット)
と命名されました。
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